国際島嶼教育研究センター
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島嶼学概論I（島嶼学教育コース・コア科目）
三島村硫黄島における講義（平成26年度）

・講義内容　　・三島村硫黄島講義（H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29）

鹿児島大学大学院全学横断型教育プログラム「島嶼学教育コース」の目的は、「南西諸島からアジア・太平洋島嶼域に関する様々な分野の授業科目を履修することにより、島嶼地域の要請に応え、国際島嶼社会でも活躍できる人材育成を目指す」にあります。

「島嶼学概論Ⅰ」では島を理解してもらうために、講義の一部を三島村硫黄島でおこなっています。講義は鹿児島と三島村の3島を結んでいるフェリーみしまが出港した時から始まります。1泊2日の短い期間ですが、島の地理・歴史・生活を体験することができます。また、行政・教育・畜産業・農業・漁業・文化活動などについて島の方に講義や話をしていただきます。

今年は村営定期船「フェリーみしま」の船内で随行者の日髙真吾係長に講義をしていただきました。また、安永浩一船長や乗組員の方々には船内見学及び諸説明・質疑応答にも対応していただきました。三島村立三島小・中学校では柏木博之校長にお話していただきました。三島開発総合センター・郷土資料館では、ジオラマをみて地形や火山について学びました。長濱義人民生委員から島の福祉について学びました。診療所では大町看護師から離島医療の現状を学びました。このように三島村及び関係者の全面的支援をいただき、また住民の方々にもさまざまなご協力をいただきましたこと厚く感謝申し上げます。


以下、講義内容・風景です。


平成26年度前期

日時：平成26年7月5日（土）〜6日（日）


○参加者名簿
　キョウ　卿民（人文社会科学研究科M1）　レポート（PDF）
　畑山悠希（人文社会科学研究科M1）　　　レポート（PDF）
　古澤　慧（農学研究科M2）　　　　　　　　　レポート（PDF）
　長嶋俊介（国際島嶼教育研究センター）
　山本宗立（国際島嶼教育研究センター）

○内容
　講義　「三島村の状況」（日髙真吾先生）
　　　　　「島の教育」（柏木博之先生）
　　　　　「島の福祉」
　　　　　「島の医療」
　　　　　「ジャンベ体験」

　見学　フェリーみしま
　　　　　三島開発総合センター・郷土資料館
　　　　　三島小学校・中学校
　　　　　ジャンベ体験
　　　　　東温泉
　　　　　山田農園




○写真集
フェリーみしま（1196トン）

 船内ラウンジでの三島村行政レクチャー
操舵室での質疑にも応じてもらった
三島小中学の教室でのレクチャー

 三島開発総合センター
島一人看護士（助産補助）体制の大変さと遠隔映像診察器具を学ぶ

 民生委員・消防団・漁師・船舶荷役・議員など何役もこなす島役割を学ぶ。
ジオデータ機械を操作して学ぶ

 ジオラマ
最下段まで下りて安全遊泳空間・断層面観察点を確認

 長命草自生地としての産業展開可能性を質問する
小島のジャンベ（西アフリカ）による地域おこしを学ぶ

 村のジャンベ留学生達も協力してくれた
海からも島を観て、ブルーツーリズムの可能性も学んだ


 治療力のある全国屈指の天然露天風呂から東立神岩・屋久島を眺める
住民との懇話会でも真剣な学びと交流があった


 船出：住民・ジャンベ留学生・潮風留学生を含む児童が活躍
恋人岬にて記念撮影





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