国際島嶼教育研究センター
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島嶼学概論I(島嶼学教育コース・コア科目)
三島村硫黄島における講義(平成24年度)

講義内容  ・三島村硫黄島講義(H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29


鹿児島大学大学院全学横断型教育プログラム「島嶼学教育コース」の目的は、「南西諸島からアジア・太平洋島嶼域に関する様々な分野の授業科目を履修することにより、島嶼地域の要請に応え、国際島嶼社会でも活躍できる人材育成を目指す」にあります。

「島嶼学概論Ⅰ」では島を理解してもらうために、講義の一部を三島村硫黄島でおこなっています。講義は鹿児島と三島村の3島を結んでいるフェリーみしまが出港した時から始まります。1泊2日の短い期間ですが、島の地理・歴史・生活を体験することができます。また、行政・教育・畜産業・農業・漁業・文化活動などについて島の方に講義や話をしていただきます。

今年は船内で、随行者の大山秀人総務課長に講義をしていただき、またビデオ2本(三島村中学生のアフリカでのジャンベ交流記録と三島取材のドラマ)も準備いただきました。村営定期船「フェリーみしま」の安永浩一船長や乗組員の方々には船内見学及び諸説明・質疑応答にも対応していただきました。タムタム・マンディング・ジャパンの徳田健一郎代表(前三島ジャンベスクール校長)には本土側から往復参加をいただきました。三島村立三島小・中学校では柏木博之校長にお話していただきました。また講義実施日が六月灯行事と重なったことから、島行事への参加の機会を与えていただき、住民の方々との充実した交流を実現することができました。さらに院生の調査・聞き取り期待にも積極的に対応してくださいました診療所の職員や、プランクトン確認に漁船まで出していただいた漁師の方もありました。このように三島村及び関係者の全面的支援をいただき、また住民の方々にもさまざまなご協力をいただきましたこと厚く感謝申し上げます。

以下、講義内容・風景です。


平成24年度前期

日時:平成24年7月14日(土)〜15日(日)


○参加者名簿
 齋藤隆弘(教育学研究科M1)       レポート(PDF)
 小瀬直人(教育学研究科M1)       レポート(PDF)
 本川悠平(教育学研究科M1)       レポート(PDF)
 山崎聡士(農学研究科M1)         レポート(PDF)
 遠藤公志郎(農学研究科M1)       レポート(PDF)
 熊本 将(農学研究科M1)         レポート(PDF)
 島田温史(農学研究科M1)         レポート(PDF)
 周 虹汝(農学研究科M1)         レポート(PDF)
 戸田 萌(水産学研究科M1)        レポート(PDF)
 中村理絵(水産学研究科M1)       レポート(PDF)
 三宅紗知(水産学研究科M1)       レポート(PDF)
 谷口光代(保健学研究科M1)       レポート(PDF)
 野田伸一(国際島嶼教育研究センター)
 長嶋俊介(国際島嶼教育研究センター)

○内容
 講義 「三島村の状況」(大山秀人先生)
     「島の教育」(柏木博之先生)
     「ジャンベ体験」(徳田健一郎先生)

 見学 フェリー三島
     三島小学校・中学校
     冒険ランドいおうじま
     薩摩硫黄島飛行場
     畜産施設
     大浦海岸
     恋人岬展望台
     ジャンベ体験
     東温泉
     平家城展望台
     坂本温泉
     俊寛堂
     黒木の御所跡


○写真集
船内見学では多様な質疑が交わされたました 船内での講義


硫黄島港での通常の歓迎風景 木の下授業はこの学校の伝統光景


Iターン畜産経営者は元理科教師らしい工夫を重ねていました 村立薩摩硫黄島飛行場


大浦 岬橋は赤茶けた海面と緑の集落、そして白い硫黄岳を見下ろす絶景のポイントです


坂本温泉は満潮で海面下でしたが、そこで調査する院生もいました 平家城展望台は黒島も見える絶景ポイントです


平家城展望台下の景色、ここも海の色が違います 俊寛物語の諸説について根弁する大山講師


元リゾート施設箇所の現鹿児島市教育施設冒険ランドいおうじまで運営について聞きました ジャンベスクールでの文化講義と実践

島民行事六月灯にて島の皆様と交流できました

記念撮影





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