国際島嶼教育研究センター
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ミクロネシア地域における自然・社会環境と
人々の生活に関する調査
平成22年度 写真集(ポンペイ)

目的・メンバー・調査内容   ・調査結果   ・写真集


調査風景  ・ピンゲラップ  モキール  ・ポンペイ(概要食べ物人びと


●以下は、ポンペイ島における様子をご紹介します(Copyright 島嶼研 山本宗立)

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概要
ポンペイ空港 小型飛行機から見たポンペイ島1(雨の中)


小型飛行機から見たポンペイ島2(高い島です) ミクロネシア短大の学長と会合


モキールの要人と会合 ピンゲラップの要人と会合


保健省の大臣と会合 突然大雨に降られて雨宿りしている陸班(蚊、岩石、唐辛子組)


海班と合流し記念撮影 Parem島


Lenger島 小さい島へ行くために陸班だって船に乗る(Parem島やLenger島へ行き調査しました)


ナンマドール遺跡(対岸にはキダチトウガラシが自生していました。こんなところにも自生しているとびっくりしました) ケプロイの滝(ナンマドールにある石柱とケプロイにある石が似ていました。ここから運んだのでしょうか?)


島の風景1(舗装してある島の周回道路を一本中へ入ると、このような道があります) 島の風景2(パンノキとバナナの果実を運ぶ男性)
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食べ物
前回の調査結果からも明らかなように(Kawai et al., 2010, South Pacific Studies 30(2): 23-43)、ピンゲラップ環礁に比べ、伝統食を食べる頻度が低く感じました。白米、ぶたまんなど、外から入ってくる物資に頼った食事になりつつあるようです。それでもやっぱり魚はおいしかったです。
山の芋の一種(Dioscorea sp.)(小さな商店にて)) 一番左は山の芋の仲間(たぶんダイショか?)を蒸かしたもの、そのほかは野生の山の芋の団子


Cyrtosperma sp.(英語でジャイアントスワンプタロと呼ばれる)の芋 サトイモ(Colocasia esculenta)の芋


左(米)、右上(パンノキの果実)、右下(鶏を焼いたもの) 鮮魚(商店にて、ブダイの仲間やハタの仲間がある)


ハタの仲間(中華料理風に、蒸して、しょうゆ味がおいしい) 上(鰹の仲間)、下(ロブスターの仲間)


蟹(商店にて) ビネガーと呼ばれる(市販の酢に唐辛子などを浸けたもの)


商店で販売されていた、塩蔵唐辛子 レストランにおいてある塩蔵唐辛子

パパイヤの果実(やっぱり完熟はおいしい)
発酵させたパンノキの果実からお菓子を作っていました
発酵させたパンノキの果実(作り方は人地域によって異なりますが、詳細はピンゲラップをどうぞ それを練る少女(大変です)


ココナッツミルクなどで茹でる 出来上がり(本当の出来立てのほやほやをいただきました。とても熱かった・・・。でも、とてもとてもおいしかったです。)
カバ(Piper methysticum):コショウ科の植物で、植物の汁に麻酔性あり。オセアニアにおいては儀礼用に用いられることが多いです。
カバの植物(真ん中当たりの少し淡い緑色の植物) カバの葉


カバの花 カバの根

石の板の上で、石でカバの根をトントンたたき、水を加えて絞ったものを飲む。実際に味見をすると、舌がしびれます。
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人びと
調査でお世話になったポンペイの人びとです(写真は一部ですが)。この場をお借りして、感謝の意を表します。誠にありがとうございました。

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(以下の競争的資金の一部を使用して研究調査をおこないました)
「ミクロネシア連邦でのデング熱媒介蚊の分布調査と予防対策のための地域社会調査」(科学研究費基盤C、代表者:野田伸一)
「グローカル地域社会−東南アジア島嶼部と太平洋域との協働・架橋−」(京都大学東南アジア研究所 共同利用・共同研究拠点 「東南アジア研究の国際共同研究拠点」 平成22年度共同研究、代表者:山本宗立)




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