国際島嶼教育研究センター
トップページヘ プロジェクトトップヘ
ミクロネシア地域における自然・社会環境と
人々の生活に関する調査
平成22年度 目的・メンバー・調査内容

目的・メンバー・調査内容   ・調査結果   ・写真集


目的

 ミクロネシア地域ではグローバリゼーションや気候変動の影響を受け、伝統的な社会の崩壊とともに自然・社会環境が悪化している。本地域の島嶼国は環海性・隔絶性・狭小性・分散性という地理的環境としての困難性を抱え、脆弱な経済からの脱却は容易なことではない。しかし、人々は先進諸国の政策に翻弄されながらも、誇りを持っていきてきており、その生活の多様性は尊重されるべきである。本研究の目的は、ミクロネシア地域における自然・社会環境の変化がどのように個人の生活に影響しているのかを明らかにするとともに、この地域の生活改善策の提言を行う。


メンバー・調査内容

 ・野田伸一(国際島嶼教育研究センター)
    ポンペイ州における蚊の分布および住民による衛生管理に関する調査

 ・長嶋俊介(国際島嶼教育研究センター)
    社会システムに関する調査

 ・八田明夫(教育学部)
    ポイペイ島周辺に産する有孔虫群集の解析とその教育への活用

 ・仲谷英夫(理工学研究科)
    ポンペイ島における地質学的調査

 ・寺田竜太(水産学部)
    ポンペイ州における海草の植物相およびその環境に関する調査

 ・河合渓(国際島嶼教育研究センター)
    潮間帯に生息する貝類の貝殻多様性に関する調査

 ・山本宗立(国際島嶼教育研究センター)
    ポンペイ州におけるトウガラシ属の民族植物学的調査


調査地・期間

調査地:ミクロネシア連邦ポンペイ州(ポンペイ島・モキール島・ピンゲラップ島)
調査期間:平成22年8月5日〜9月8日



(以下の競争的資金の一部を使用して研究調査をおこないました)
「ミクロネシア連邦でのデング熱媒介蚊の分布調査と予防対策のための地域社会調査」(科学研究費基盤C、代表者:野田伸一)
「グローカル地域社会−東南アジア島嶼部と太平洋域との協働・架橋−」(京都大学東南アジア研究所 共同利用・共同研究拠点 「東南アジア研究の国際共同研究拠点」 平成22年度共同研究、代表者:山本宗立)







Webmaster: YAMAMOTO Sota sotayamacpi.kagoshima-u.ac.jp
(c) Copyright KURCPI