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国際島嶼教育研究センター特別研究会&UBRJ実社会共創セミナー
日時:2021年5月30日(火)16時00分〜
場所:総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室
「私の旅した世界の国境(ボーダー)」
狩野正一郎(ラ・サール学園)
参加(対面式・オンライン)には事前登録が必要です→参加登録方法
[要旨]
狩野正一郎(かのう・せいいちろう)教諭:1943年、佐賀に生まれるも東京育ち。早稲田大学教育学部地理歴史学科を卒業後、1968年からラ・サール学園社会科教諭(地理)として教鞭にたつ。授業の合間をぬって世界を旅し登山にいそしむ。その自由で行動的なライフスタイルは、生徒たちのなかで共感を呼び、抜群の人気を誇り、熱烈なファンを生む。訪問国は50カ国に及ぶが、特に印象に残っている経験は、死海で浮かび、74歳でキリマンジャロに登頂したことである。
今回の報告では、世界の激動を同時代人として、その目で見て幅広く歩いてこられた経験と地理に関わる知見をもとに、時代を超えた様々な国境(ボーダー)について展開する。冷戦時代の東ヨーロッパ、とくにベルリン。フランコ時代のスペイン、1983年にサハリン沖でソ連軍に撃墜された大韓航空機撃墜事件の現場、そしてイスラエルとパレスチナの紛争地ヨルダン西岸にまつわるエピソードや体験などが題材となる。授業でも使った懐かしの手書きのレジュメなども披露したい。 (文責:岩下明裕、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)
74歳でキリマンジャロ初登頂!
ラ・サール学園眺望
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