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2015年4月3日(金)国際島嶼教育研究センター特別研究会
日時:2015年4月3日(金)16時30分〜
場所:総合教育研究棟5階 国際島嶼教育研究センター会議室



「サーク/ブレッシュ関係:領域の地理学と紛争の歴史」

 ヘンリー・ジョンソン (ニュージーランド・オタゴ大学)


[要旨]
  過去数十年にわたって、サーク島とブレッシュ島は多くのメディアと法的論説で大きく取り上げられてきた。領域にまつわる紛争や緊張、批判といった諸要因は、ブレッシュ島の所有者とその島の領域問題、あるいはブレッシュ島とサーク島とが関係する諸要因の一つの結果として生じてきた。紛争の歴史と顕著な伝統文化を有するミニ国家の一つのタイプとして、サーク/ブレッシュ関係における領域の地理学(サーク島とブレッシュ島のそれぞれがその領域に対して異なる定義の仕方や解釈を行っているということ)は島嶼研究の分野にとって特に興味深い。私はサーク/ブレッシュ関係という用語をサーク島とブレッシュ島の間に存在する顕著な物理的、政治的、社会的二項関係を強調するひとつの方法として使用する。この島の二項関係の中と二項関係の間での紛争についてのポイントを理解する上で重要な鍵となるのは、領域の地理学と紛争の歴史がどのように(再)解釈されてきたかということの理解にある。本発表では、二島間と二島内の力学という、この特別な事例を理解する上で助けになるいくつかの重要なポイントの解釈を提示する。



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