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2017年5月29日(月)国際島嶼教育研究センター第178回研究会
17時00分 総合教育研究棟5階
(注:いつもと開始時間が異なります)

「魚介類のブランド化の取り組みを考える:大分県「かぼすブリ」を事例に」

 鳥居享司 (鹿児島大学水産学部)


[要旨]
 漁業経営は厳しさを増している。川下決定の価格形成が指摘されて久しく、価格問題に悩む漁業者は多い。こうしたなか、いわゆる「ブランド化」の取り組みによって漁家経営振興を目指す取り組みが、離島はもちろん本土でも散見される。鰤王・鯛王(東町漁協)、海の桜勘(垂水市漁協)、菜の花カンパチ(山川町漁協)、ねじめ黄金カンパチ(ねじめ漁協)などにみられるように、名前のついた魚介類は多数存在する。その一方で、通常の養殖業に比べて遙かに高値で取り引きされるものはほとんど見当たらない。「ブランド化」の取り組みによって生産コストは上昇する一方で、販売価格にそれを転嫁できないケースが相次いでいる。「ブランド化」の取り組みは、漁家経営を一層厳しいものにしかねないのである。
 本報告では、差別的な価格形成に成功する「かぼすブリ」(大分県)の事例を取りあげ, 差別的な価格形成に成功した要因について明らかにしたい。なぜ、「かぼすブリ」は差別的な価格形成に成功したのだろうか。その背景には、良質な養殖ブリを生産しようとする生産者の努力はもちろん、生産計画を練る行政、販路開拓に邁進する漁協や市場関係者の努力があった。



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