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国際島嶼教育研究センター第198回研究会
2019年7月8日(月)16時30分 総合教育研究棟5階

「琉球列島における人類文化の起源を探る」

山崎真治(沖縄県立博物館・美術館)


[要旨]
 1960年代から70年代にかけて行われた山下町第一洞穴遺跡(那覇市)や港川遺跡(八重瀬町)の調査を通して、沖縄の旧石器人骨研究は大きく進展したが、石器等の明確な人為遺物が伴わなかったため、当時の人々の生活場所や文化について大きな謎が残された。1980年代以降、日本では大規模開発の増加とともに、事前調査による旧石器時代遺跡の調査が相次ぎ、奄美大島や徳之島、種子島でも石器を伴う旧石器時代遺跡が発見されていったが、沖縄では確実な旧石器は未確認のままであった。
 2006年から沖縄県立博物館(当時)では、国立科学博物館や東京大学、沖縄県内の研究者と連携して、新たな人骨化石や旧石器の発見を目指した調査研究プロジェクトを立ち上げ、沖縄本島南部の石灰岩洞穴を対象として継続的な発掘調査を行ってきた。2009年に着手したサキタリ洞遺跡(南城市)の発掘調査では、約4万年間に及ぶ保存良好な堆積層を確認し、旧石器時代の層準から人骨とともに貝器や石器、食料残滓と考えられる動物遺体等を検出し、旧石器人の文化や生活の実態に迫る手がかりを得ることができた。本発表では、サキタリ洞遺跡の調査成果に基づいて、沖縄における旧石器人の文化と生態およびその年代的変化について報告する。


サキタリ洞遺跡東側洞口 (1)


サキタリ洞遺跡東側洞口 (2)


旧石器時代の貝器(サキタリ洞遺跡)


世界最古の釣針(表・裏) (サキタリ洞遺跡)



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