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国際島嶼教育研究センター第190回研究会
2018年9月18日(火)16時30分 総合教育研究棟5階

「技術交流にみる琉薩関係史―海運業者・医師・庖丁人を中心に―」

山田浩世(沖縄県教育庁文化財課史料編集班)


[要旨]
 前近代において鹿児島(薩摩藩)と沖縄(琉球国)は、複雑で多様な関係を築いていた。その中では活発な人や物の往来が行われ、かつさまざまな技術交流が見られた。例えば、琉球では医師や庖丁人は中国や薩摩で頻繁に修業を行っていた。彼らは帰国した後に国内の役職に就き、必要とされるさまざまな場面で技術を用いて国の運営を支えていた。そのため琉球では、技術導入に特段の働きがあった者を士族に取り立てるといった政策が展開し、技術の維持と革新をはかっていた。また、琉球は「異国」としての立場を示し演出するために技術をさまざまな場面で活用し、薩摩藩もそのことを利用して外交を展開するなど、それぞれが技術を自国の文化のなかに内在化させていった。修業や交渉の場で行われた技術の交流や利用は、時にそれぞれにとっての新たな技術導入の契機ともなり、地域毎の文化形成に大きな影響を与え根付かせていったのである。



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