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国際島嶼教育研究センター第197回研究会
2019年6月17日(月)16時30分 総合教育研究棟5階

「住まいとしての船―定住本位社会において水上で動きつづける中国福建の連家船漁民―」

藤川美代子(南山大学人文学部)


[要旨]
 近代国家の登場は、世界の遊動的な人々(山地の狩猟採集民・焼き畑農業民、平原の遊牧民、水上の船上生活者、都会のロマなど)に「定住化」を促してきた。定住化とは、特定の土地に束縛されることなく、住まいを携えて複数の空間間でくり返される移動こそを常態としていた彼らが、管理・文明化・保護などを目論む国家により突如として何ら縁もない土地へと固定化され、その土地と、そこに紐づけられる形で登場した共同体とに根を張るよう仕向けられる過程と読むことができる。
 本発表では、定住型管理社会とも呼び得る現代を、なお船に住まいながら生きる中国福建省南部の「連家船漁民」を取り上げ、彼らの住まいをめぐる歴史と実践をより微視的に見つめることで、「水上での移動から陸上での定住へ」という単純かつ単方向的な枠組みでは理解できぬような彼らの生き方の論理を読み取ることを目指す。


居住・生業空間としての船


水の確保は船上生活の生命線


船上で手作りしたソーセージ


夫婦船



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