国際島嶼教育研究センター
トップページヘ
島嶼研紹介
スタッフ紹介
プロジェクト
教育コース
研究会・集会
 >研究会の案内
 >これまでの研究会
 シンポジウム

 >公開講座
出版物
データベース
アジア・太平洋Now
リンク集
お問い合わせ
研究会のご案内
最新情報
国際島嶼教育研究センター第184回研究会

2018年1月22日(月)16時30分 総合教育研究棟5階

「南洋群島の朝鮮人―ヤップ島地域におけるコプラ産業と朝鮮人―」

 趙誠倫(鹿児島大学国際島嶼教育研究センター、国立済州大学)


[要旨]
 この研究はヤップ島地域で活動した朝鮮人商人たちがコプラ収集活動に従事したことを確認して、彼らを通じて南洋群島での朝鮮人の適応戦略を検討する。
 韓国の濟州島に住んでいる高斗星氏は1934年生。ヤップ島で生まれ、7歳まで住んでいたが、1940年に家族と一緒に済州に戻った。その父高明黎は1921年に日本人の紹介でヤップ島に移住した。彼はそこで店を開いて商売をしながら、原住民たちからコプラ(Copra)を収集した。
 一方、黃永三はサタワル島に居住しながら、住民を動員してコプラを収集した。彼は住民らに殺害されたが、その後に土方久功がその島に入る。黄に関する資料は土方久功の記録を通じて確認できる。土方久功はそこに弟子と一緒に入って、コプラ収集商の役割をしながら、他方では民俗学者として、芸術家として作業を継続する。
 高明黎と黃永三、両ケースは太平洋戦争以降に強制動員された朝鮮人たちと違って、自ら南洋群島に行って商業活動に従事したケースだと考えられる。朝鮮人が南洋群島の島で事業で成功するためには、現地日本人社会の認定を受けて彼らのネットワークの中に入ってこそ可能なことだっただろう。








(これまでの研究会についてはこちら
(シンポジウムの案内はこちら
(公開講座の案内はこちら




Webmaster: YAMAMOTO Sota sotayamacpi.kagoshima-u.ac.jp
(c) Copyright KURCPI