ミクロネシア地域における自然・社会環境と
人々の生活に関する調査 |
平成23年度 目的・メンバー・調査内容 |
・目的・メンバー・調査内容 ・報告会 ・調査結果 ・写真集
目的
ミクロネシア地域ではグローバリゼーションや気候変動の影響を受け、伝統的な社会の崩壊とともに自然・社会環境が悪化している。本地域の島嶼国は環海性・隔絶性・狭小性・分散性という地理的環境としての困難性を抱え、脆弱な経済からの脱却は容易なことではない。しかし、人々は先進諸国の政策に翻弄されながらも、誇りを持っていきてきており、その生活の多様性は尊重されるべきである。本研究の目的は、ミクロネシア地域における自然・社会環境の変化がどのように個人の生活に影響しているのかを明らかにするとともに、この地域の生活改善策の提言を行う。
メンバー・調査内容
・野田伸一(国際島嶼教育研究センター)
チューク州における蚊の分布調査
・長嶋俊介(国際島嶼教育研究センター)
公衆衛生的な改善努力
・八田明夫(教育学部)
ミクロネシア連邦チューク州チューク環礁に産する有孔虫群集の解析とその教育への活用
・川西基博 (教育学部)
ミクロネシアにおける砂浜植生の種多様性と生態的特性に関する研究
・西村 知(法文学部)
ミクロネシア連邦チューク州における村落調査
・中谷純江 (国際戦略本部)
ミクロネシア連邦ウエノ島における資源と人の関係性
・Hafiz Ur Rehman(理工学研究科)
Petrological and geochemical investigation of the volcanic rocks of
the Truk Island
・河合渓(国際島嶼教育研究センター)
ミクロネシア連邦チューク州チューク環礁における貝殻多様性に与える環境要因に関する研究
・山本宗立(国際島嶼教育研究センター)
ミクロネシア連邦チューク州におけるトウガラシ属の民族植物学的調査
調査地・期間
調査地:ミクロネシア連邦チューク州(ウェノ島・ピス島・ロマヌム島・ファナパゲス島)
調査期間:平成23年7月25日〜8月29日
(以下の競争的資金の一部を使用して研究調査をおこないました)
「ミクロネシア連邦でのデング熱媒介蚊の分布調査と予防対策のための地域社会調査」(科学研究費基盤C、代表者:野田伸一)
「南太平洋島嶼沿岸域における「人と自然の連動システム」に関する学融的研究」(科学研究費基盤B、代表者:河合 渓)
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