国際島嶼教育研究センター
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概要

概要   ・調査参加者   ・活動   ・報告書   ・写真


 世界人口の増加や様々な環境変動に伴い新しい人と自然の関係の構築が必要になっている。各地域固有の伝統的な知識は地域固有の自然環境から派生したものが多いため、その知識と自然との相互関係を検証すれば、将来の「人と自然の関係」への一つの視点が得られるのではないだろうか。
 伝統的な知識は地域固有の自然環境から派生したものが多いため、その知識と自然との相互関係を検証すれば、今後の人と自然の関係へのヒントが見つかるのではないか。







 本研究は地域社会にとって重要な資源である貝類(カイコソ)を中心にした単純な一つのシステム(下図参照)に注目し、それが地域社会の人と自然の関係を代表すると仮定し、それに影響する変動要因を特定し、比較調査からその影響がどの程度かを解明し、「人と自然の変動システム」としてモデル化を目指すものである。そのために以下のことを行う。
 1)貝類を中心とした「人と自然の変動システム」に関連する項目を調査し貨幣化する
 2)対象地域で調査を行い、自然-社会-経済システムへどの変動要因がどの程度
   影響を与えているかを検討する
 3)最後に変動要因の影響を考慮し「人と自然の変動システム」のモデル化を試みる







この調査研究は「南太平洋島嶼沿岸域における「人と自然の連動システム」に関する学融的研究」(科学研究費基盤B、代表者:河合 渓、課題番号21401013)の成果に基づいています。







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