島嶼研シンポジウム
「奄美大島の内湾―濁りに隠れた多様な生き物たちの楽園―」
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日時:令和3年3月13日(土)13:00~17:00
会場:Zoomを用いたWebオンラインシンポジウム
主催:鹿児島大学国際島嶼教育研究センター
後援:奄美市、奄美群島広域事務組合、世界自然遺産推進共同体
参加費:無料(事前登録が必要です) |
・プログラム ・要旨 ・English Page
●趣旨
奄美大島の海といえば、透明な水に彩鮮やかな魚が舞い泳ぐサンゴ礁の風景が思い浮かびます。一方、大島海峡ほか奥深い湾や海峡の内側には、自然のままに、静穏で水も濁りがちな内湾環境が多く残されています。そこでは、濁りに強いサンゴ群集が人知れず壮大に広がり、海底にミステリーサークルのような産卵巣を作るフグや生きたサンゴのみを背負うヤドカリ等、奄美大島を特徴づける特異な生き物たちの新発見も相次いでいます。 本シンポジウムでは、“汚い”等と誤解されがちな、奄美大島の内湾環境と、内湾環境で見つかる多様な生き物たちに焦点をあて、その魅力や価値を参加者の皆さんと再認識できればと思います。
●プログラム
12:30 ZOOM会場開始
13:00 開会・趣旨説明
13:10 『奄美大島の内湾環境における生物多様性:
干潟の底生生物と共生関係に着目して』
●後藤龍太郎(京都大学フィールド科学教育研究センター
瀬戸臨海実験所)
14:10 『砂泥底で生きるための戦略:奄美大島の内湾の海底で見つかる生き物たち』
●藤井琢磨(鹿児島大学国際島嶼教育研究センター)
15:10 休憩
15:20 『沖縄島中城湾における1970年代から2018年にかけての
サンゴ類多様性の変遷について』
●James Davis Reimer(琉球大学理工学研究科/
琉球大学熱帯生物圏研究センター)
山極広孝(琉球大学理工学研究科)
16:20 総合討論
17:00 閉会
<事前登録方法>
下記の情報をメールにてお知らせください。Zoomの視聴方法については、参加登録後に届く、登録確認メールをご覧ください。
連絡先:sotayama@cpi.kagoshima-u.ac.jp(担当:山本)
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ご住所:
メーリングリストへの登録の希望の有無*:
*初めてご参加いただく方で、今後、当センターの研究会やシンポジウム等の案内をご希望の方は「希望する」とお書きください。
(ポスターpdf)
●問い合わせ先 連絡・問い合わせ先
鹿児島大学国際島嶼教育研究センター
〒890-8580 鹿児島市郡元一丁目21-24
電話:099-285-7393 Fax:099-285-6197
E-mail: shimaken@cpi.kagoshima-u.ac.jp |