鹿児島大学国際島嶼教育研究センター
設置記念式典・シンポジウム |
日時:平成22年10月2日(土) 13:00 –
17:00
場所:鹿児島大学共通教育3号館311教室場所
参加費:無料 |
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鹿児島大学国際島嶼教育研究センター
設置記念式典・シンポジウム
日本列島南部の600kmに及ぶ南北連続島嶼域である「鹿児島列島」は、亜熱帯・温帯の連続島嶼域であり、地球環境・地球社会変動の、グローカルなセンサーゾーンでもあります。鹿児島大学はこの島嶼の特色を生かし、島嶼の研究機関として、1981年から南方海域研究センター,1988年から南太平洋海域研究センター,そして1998年に多島圏研究センターを設置し、島嶼研究の世界的拠点として活躍をしてきました。2010年4月に、その成果と特色を一層発展させるために、地域的かつ国際的視点をもつ教育研究機関として、多島圏研究センターを前身とし国際島嶼教育研究センターを設置しました。この設置を記念し、記念式典(第一部)とシンポジウム(第二部)を開催します。
第一部では国際島嶼教育研究センターの紹介と、2010年10月から新設される全学横断的な大学院博士前期課程教育コース「島嶼学コース」について紹介します。第二部では、島嶼の抱える「未来可能性」について論議を進める予定です。
「島の未来可能性」とは、持続可能性が地球環境問題から、このままの物質文明的発展が続くことへの疑問符として、国際環境会議で問題提起的に提示された公式用語であると同様、島の未来には多様な疑問符がつきつけられていることを示す言葉としてここでは用います。特別講演ではミクロネシア連邦FSM駐日大使 ジョン・フリッツ閣下を招き、「島の未来可能性」にかかわる多様で具体的な問題と現場認識について、お話をしていただきます。その後、奄美、ポリネシア、ミクロネシアを専門とする4名の方から各専門領域からの報告をお願いし、「島の未来可能性」について考えていきたいと思います。
本式典とシンポジウムでは「島嶼」教育・研究の中心としての、積極的でふさわしい貢献可能性や潜在力についても、会場の皆様と、想いを巡らせていただければ幸いです。
入場は無料で、どなたでも参加できます。また終了後学内(教育学部食堂)で懇親会(会費3000円)も予定しています。FSM大使(チューク州出身)・公使(コスラエ州出身)も出席されます。皆様の御参加をお待ちしています。
日時:平成22年10月2日(土) 13:00 –
17:00
場所:鹿児島大学共通教育3号館311教室
参加費:無料
プログラム
第一部:鹿児島大学国際島嶼教育研究センター設置記念式典
13:00-13:10 学長挨拶 (鹿児島大学長 吉田浩己)
13:10-13:20 来賓挨拶 (ミクロネシア連邦駐日大使 ジョン フリッツ)
13:20-13:35 国際島嶼教育研究センター紹介(国際島嶼教育研究センター長 野田伸一)
13:35-13:50 研究科横断型教育コース紹介 (学長補佐・島嶼プロジェクト担当 冨永茂人)
13:50-14:00 休憩
第二部 シンポジウム「ネシア・エンパワメント-島の未来可能性をパワーアップする-」
14:00-15:00 特別講演
「ミクロネシアと鹿児島(日本)を結ぶ-レインボーネシアを構想する-
」
(ミクロネシア連邦駐日大使 ジョン フリッツ)
15:00-15:20 報告1 (前JICAミクロネシア支所長 浜田眞一)
15:20-15:40 報告2 (奄美市総務部企画調整課長 東美佐夫)
15:40-16:00 報告3 (国際島嶼教育研究センター イアン キャンベル)
16:00-16:20 報告4 (国際島嶼教育研究センター 長嶋俊介)
16:20-17:00 総合討論
18:00-20:00 懇親会 学内教育学部 生協食堂
(奄美島唄も予定しています)
連絡先
国際島嶼教育研究センター: TEL:099-285-7394,
e-mail: shimaken@cpi.kagoshima-u.ac.jp
設置記念式典・シンポジウムの案内(pdf)
およびポスター(pdf)
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