- 12月18日(金)「多島域における小島嶼の自律性」コロキウム第1回会合
1)各国島嶼の自治と自律性〜その具体的制度と実情〜
長嶋俊介(奈良女子大)
2)ヤップ島および周辺離島の島嶼間関係の再生産
柄木田康之(宇都宮大)
13時30分-17時30分 多島研会議室
- 12月7日(月)第2回多島研センター研究会
Socio-economic life of Island Communities in Eastern Indonesia―Particular References of Sangihe Islands―
エディ・マンチョロ(鹿児島大学多島研・客員教授)
16時30分 多島研会議室 英語による発表
[要旨]
Several studies were conducted in eastern Indonesia during the 1990s up to early 1998. One of these studies focused on the socio-economic life of island communities in the Sangihe Islands, which are located about 5 degrees North of the equator in the western Pacific rim. The objectives of this study are to explore and to elucidate the socio-economic life of the people living on the remote small islands. How the island people think and choose their own way of living is the question which has been stimulating me to carry out the fieldwork there. The findings were that the traditional strategy of life still predominated in some island communities of this area. On the other hand, the other communities were in the transformation process for the modern way of thinking and living. Such situation is clearly indicated by changes in fish resource management, capitalization of production tools, fish marketing and yield share systems, and consumption patterns.
- 11月5-7日 国際シンポジウム
琉球列島(南西諸島)―島嶼型動物相の適応放散と絶滅の舞台 鹿児島大学 連絡先:大塚裕之(鹿大理学部)
- 10月26日(月)第1回多島研センター研究会
国際島嶼学会の動向について
青山 亨(鹿児島大学多島研)
16時30分 多島研会議室
[要旨]
今年7月1日から5日にかけてモーリシャスにおいて国際島嶼学会(International Small Islands Studies Association)の第5回国際大会が開催され,20を越える国々からおよそ120名が参加しました.大会では「持続可能な開発のための教育」「島嶼システム・マネジメントにおける国連環境計画(UNEP)」「島嶼住民と政治経済学」「地球のなかの島々」「知識アセスメントとテレマティクス」「島嶼住民の生活における社会的・文化的諸問題」「島嶼住民と海洋」「小型島嶼と生物的多様性」というテーマのもとに活発な報告と議論がおこなわれました.多島圏研究センターの第1回研究会では,本センターの研究活動の進路を考えるうえでも重要である本大会の動向を報告します.あわせて,7月19日に長崎県諌早市で開かれた日本島嶼学会設立総会について中野和敬教授(多島研)からの報告もあります.
- 3月16日(月)第102回南海研センター研究会
南太平洋海域研究センターの時限を迎えるにあたって
井上晃男(鹿児島大学南海研)
16時30分 南海研会議室
- 2月28日(土)第101回南海研センター研究会 シンポジウム
有孔虫からみた環境と古環境
13時-17時 鹿児島大学稲盛会館
[主旨]
現生有孔虫の研究と化石有孔虫の研究を通して、現在の環境を過去からの継続及び地史的な変化の上に捉え、現在の環境と有孔虫との関係を明らかにして環境を考える資料を提供する。(企画:鹿児島大学 八田明夫)
講演者
- 北里 洋(静岡大学理学部生物地球環境科学科 地球生物圏進化学教室)
- 有孔虫はなぜ環境や古環境の指標として使えるのか?
- Johann HOHENEGGER (Institute of Palaeontology, Vienna University)
- Larger foraminifera - microscopical greenhouses indicating shallow water tropical and subtropical environments in the present and past
- 八田明夫(鹿児島大学教育学部理科教育教室)
- 西太平洋における浮遊性有孔虫の分布と日周期運動
- 尾田太良(熊本大学理学部地球科学科 地球環境システム学教室)
- 海洋古環境の復元をめざして―浮遊性有孔虫からのアプローチ―
- 野村律夫(島根大学教育学部地学教室)
- 新生代地球環境の変遷と有孔虫
- 大木公彦(鹿児島大学理学部地球環境科学科 地質科学教室)
- 鹿児島市は冷たい海の底だった―底生有孔虫化石から読み取れる氷河期の証拠
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